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イルセントビビットーネのビール造り

ファントムビアブランドとは?

自社ではブリューワリー(醸造所)を持たず、各地のブリューワリーと契約し、その土地ならではの水資源や果物やハーブなどの農作物を活かした商品開発を行なっております。

馬との関わりが深い、
富士吉田市

馬との関わりが深い、富士吉田市

山梨県富士吉田市は、富士山頂へ荷物を運ぶ「合力(ごうりき)」や、畑を耕すための「馬耕(ばこう)」、小室浅間神社の「流鏑馬(やぶさめ)祭り」など、馬との関りが深い地域です。

毎年9月19日に行われる流鏑馬祭りでは、争いや火事などがないように祈願し、馬の走った足跡を占人(うらびと)一族が確認し、町の1年間の吉凶を占うという「神事蹄占い」があります。この流鏑馬祭りは富士吉田市の無形民俗文化財に指定されており、850年以上続く日本でも唯一の神事です。

ところが、馬に乗るにあたり一週間の厳しい切火潔斎(けっさい)を行う必要があることや、地域の高齢化などが原因で、流鏑馬祭りの存続が危ぶまれていました。

地域文化の継承と環境への取り組み

地域文化の継承と
環境への取り組み

私は2021年より馬に乗り矢を射る馬役(うまやく)として参加することで、地域文化継承の一役を担っています。

また、富士吉田市の農耕放棄地を畑として再生し、生ごみとされていた馬のボロ(糞)を買取り堆肥として活用しています。この畑で大切に育てたホップやハーブは、il st bibitoneのオリジナルビールの原材料として使用され、みなさんの元へと届きます。

地域の神事に参加することによる文化遺産の継承、市内の農耕放棄地再生によるゴミの不法投棄減少・近隣住民への害虫問題の解決など、環境美化につなげています。

Yasuaki Nishii

il st bibitone / Owner